山川陽彩、名曲「愛をください」が相応しい姿になるためのクラウドファンディングを実施!

INTERVIEW

山川陽彩が、なぜ”NEO歌謡曲シンガー”と名乗るのか。その答えを明瞭に示す歌がある。それが「愛をください」だ。楽曲が誕生したのは、すでに20年も前になる。同楽曲を作曲したあっきーこと清水彰範と作詞を手がけた池永康記が、大切に育てあげてきた楽曲だ。これまでにも多くの歌い手が「愛をください」に惚れ込み、その歌の本質を理解してくれるシンガーたちに、2人は楽曲を歌うことを承諾してきた。過去には、韓流シンガーのパク・ジョンミン(元SS501)がカバー。日本や韓国のみならず、アジアや南米でも大ヒットへ導いた。

今、「愛をください」を受け継いでいる歌い手が、山川陽彩になる。彼に関しては、カバーを承認という形ではなく、作曲家の清水彰範、作詞家の池永康記の2人とも彼の才能に惚れ込み、プロデュースに全面参加。山川陽彩が、そして2人のプロデューサーが共に手を取り合い、今の時代に求める「愛をください」を作りあげている。

すでに山川陽彩のライブでは、清水彰範の爪弾くアコギの音色に乗せたアコースティック・スタイルで何度も披露している。身近な距離で、温かい温度のままに届ける「愛をください」を支持する人たちも多い。でも、山川陽彩も、2人のプロデューサーも、見ていたのはもっと大きな視点だった。

彼らは、いつかの紅白歌合戦で「愛をください」を披露するときのために。世代を超えた人たちの心を揺さぶり、語り継がれる曲として作り上げようと、サウンドプロデューサー&編曲&ピアノに樫原伸彦を迎え、「普遍性を抱いた楽曲」として「愛をください」をレコーディングした。このチームが目指したのは,「紅白歌合戦や日本レコード大賞という場に相応しい、国民的な支持を得るオーストラ演奏を据えた、往年の歌謡曲」。

レコーディンクに参加したのは、時代を彩った様々な歌謡曲や、紅白歌合戦や日本レコード大賞に花を添えた歌い手たちの楽曲に参加し、音を彩り続けてきた強者のミュージシャンたち。あえて歴戦の名プレイヤーたちを並べたのも、「愛をください」を、相応しい姿として形作るため。そこへ12名の弦楽の演奏を加え、壮大な世界観を描き出した。

早く、完成した「愛をください」を聴いてもらいたい。そこからは、繊細なピアノと骨太いギターの音色が雄大な景観を描いた躍動するバンドサウンドと、触れた人たちを包み込むような温かい弦楽の音色が織りなす、魂を奮わせる音楽が鳴り響いている。その上に、山川陽彩が、どんな歌声を乗せているのかは、発表のときまで心待ちにしてほしい。

このたび山川陽彩は、「愛をください」のMVを制作することを目的に、クラウドファンディンクを行なうことを発表した。すでに山川陽彩やプロデューサーチームの心には、思い描いた映像が映し出されている。その世界観を形にするうえで必要だったのが、今回のストリングスを背景に、心潤す形に成長した「愛をください」であり、MV映像の制作へ一人でも多くの同志を募る事だった。

山川陽彩は、今回のクラウドファンディンクに向け、「「愛をください」を好きになってくれた人たちの想いを一つ一つ積み重ね、「愛をください」を愛してくれる仲間をたちと一緒に、この歌を国民的な歌にしていきたい。そのために必要なのが、楽曲が持つ魂を一番生きる姿にした心に響く音源と、歌に込めた想いを視覚的に伝えるMV映像なんです。そのための始まりの物語へ、みなさんにも協力していただき、一緒に夢を現実に変えていきたいなと思っています」と語ってくれた。

今回のクラウドファンディンクのリターンには,「三年間、山川陽彩のライブに招待する」というコースもある。もしかしたら三年内に、山川陽彩は目標の一つとして掲げている日本武道館に立っているかもしれない。今は絵空事と思われてしまうのはわかっている。でも、山川陽彩は日本武道館の舞台に立つことも、紅白歌合戦に出場することも、本気で追い求めている。本気の気持ちほど無限の可能性を秘めたものはない。その可能性に少しでも魅力を感じたなら、ぜひクラウドファンディンクに参加の手を上げていただきたい。

最後に、山川陽彩×樫原伸彦×清水彰範の対談の模様もお伝えしたい。

――対談は、「愛をください」のオケ録りの合間に行っています。あっきー(清水彰範)さん、「愛をください」が新たな装いで生まれ変わりそうですね。

清水彰範   新たに生み出す「愛をください」を、メジャーの世界でトップを取れる楽曲にしようと、今回のサウンド・プロデュースの陣頭指揮を樫原伸彦さんにお願いしたわけですが、レコーディングの時点で圧倒的な存在感を放つ音を作りあげていて、感動しかないです。本当に完成が楽しみです。樫原さんの中には、しっかりと完成図が見えていて、そこに向かって構築しているわけですけど。改めて、樫原さんなりの狙いをお聞きしても良いですか?

樫原伸彦   これまでにも「愛をください」をいろんな方が歌い継いできたので、世の中にいろんなバージョンが存在しています。ただし、これまでに作りあげられた曲たちの中心がフォークロックやニューミュージック寄りのサウンドでした。でも、山川陽彩は「NEO歌謡曲シンガー」と名乗っているわけですから、ここは「往年の歌謡曲」らしい姿にしようと思いました。目指したのは、昭和の時代の紅白歌合戦や日本レコード大賞などで国民的な支持を得てきた、誰が聞いても胸を打つ圧倒的な存在感。しかも、どんな時代に聞いても心を揺さぶる普遍性を持った歌謡曲であること。なので、レコーディングのメンバーも、往事の大ヒット歌謡曲の演奏を担った人たちのみにお願いしました。あの頃は管弦フルバンドをバックに歌唱することも多かったので、オーケストラの演奏も加えたわけです。

山川陽彩    僕が理想としているのは、お茶の間の誰もが口ずさみたくなる歌。僕の求めている理想の形が、まさに今、生まれようとしています。僕は今、この曲に相応しい歌を吹き込むため、樫原さんの元で歌のレッスンも行っています。その歌い方を加えることで、これまでに僕がライブで歌ってきた「愛をください」とも違う、まさに語り継がれる歌が生まれそうです。

樫原伸彦   今も陽彩のライブでは、あっきーがアコースティックギターで参加し、いわゆる弾き語りに近いアコースティックな形でライブ歌唱しているわけだけど。あっきーは、その空間で生きる演奏や歌声を陽彩に求めてきたし、そのスタイルだからこそ生きるスタイルでこれまで演奏をしたと思うし、これからも演奏をしていくと思う。今、ここで録っているトラックは、紅白歌合戦や、日本武道館などの大舞台で歌ったときに映える楽曲。そのための歌の表現方法、それを今、僕と陽彩が煮詰めています。歌入れはこれからになるけど、ライブとは異なる、音源だからこそ生きる山川陽彩の歌声を、ここに閉じ込めますから。

山川陽彩   その期待に応えられる結果を、しっかり導き出します!

樫原伸彦   陽彩とは2021年春頃からのつきあいだけど、みるみる成長しているので、みなさんにも楽しみにしていてもらいたいですね。

山川陽彩   「愛をください」は、小さいお子さんからお年寄りまで本当に幅広い層の方々の心を打つ楽曲だからこそ、完成を楽しみにしていてください。
今回、日本の音楽シーンのトップで走り続けている方々を招いて「愛をください」を録ったのも、いつか紅白歌合戦や、日本武道館という舞台で歌ったときに相応しい楽曲として、いろんな方々にお届けしたいと思ってのことでした。しかも、この楽曲の世界観を明瞭に伝える映像を作り、そのMVやサブスク音源を通して、いろんな人たちに、新しい「愛をください」を届けようと思っています。僕が理想としているのは、そんな遠くない時期には完成させた「愛をください」のMV映像やサブスクで流れる「愛をください」を目や耳にした人たちの支持の声を集め、一人一人の声を積み重ねながら、みんなで国民的なヒットへ導くこと。瞬間的な話題ではない。何年、何十年と支持を得続ける歌として、僕は何度でも紅白歌合戦で「愛をください」を歌いたい。

じつは、そのために今回「「愛をください」のMVを制作するためのクラウドファンディング」を行うことに決めました。「愛をください」を好きになってくれた人たちの想いを一つ一つ積み重ね、「愛をください」を愛してくれる仲間をたちと一緒に、この歌を国民的な歌にしていきたい。そのために必要なのが、楽曲が持つ魂を一番生きる姿にした心に響く音源と、歌に込めた想いを視覚的に伝えるMV映像なんです。そのための始まりの物語へ、みなさんにも協力していただき、一緒に夢を現実に変えていきたいなと思っています。勿論、今回のMVでカラオケにも入れます。

清水彰範   リターンも、けっこうすごくない?

山川陽彩   そうなんです。支援額によっての差異はありますけど。いつか大きな会場で歌いたい、こちらもあっきーさんの手による「ピエロ」という楽曲があるんですけど。レコーディングでもみんなの歌声を入れたくて、「「ピエロ」の合唱レコーディングへの参加権」や「三年間、山川陽彩のライブへの無料招待権」のような企画もあれば、1000円の支援には、「愛をください」のMVを見れるQRコードも記載したポストカードを作ります。そのカードを、いろんな方々へ送っていただけたら嬉しいです。他にも、いろんなリターンを用意していますので、そこは専用のページをご覧ください。

清水彰範   ということは、三年以内に日本武道館の舞台に立ったとしたら…。

山川陽彩   日本武道館公演は無料招待になります。2022年からの山川陽彩の動きですが、1月30日に四谷Honey Burstで、ゲストに堀江淳さんを迎えての主催ライブを行います。その日から、2022年の1年間、毎月最終日曜日に、四谷Honey Burstで主催公演をやるので楽しみにしていてください。とくに1月公演では、間に合えば、今、録っている「愛をください」のトラックで歌を披露しようとも思っています。2022年の山川陽彩の活動からも目を離さずにいてください。

TEXT:長澤智典

「愛をください」クレジット

作詞:池永康記/作曲:清水彰範

サウンドプロデューサー &編曲:樫原伸彦

ドラム :滝本季延
ベース:岡沢章
ピアノ&シンセ: 樫原伸彦
Eギター:古川望
Aギター:笛吹利明
ストリングス:伊藤佳奈子 Kana strings

「愛をください」歌詞
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